前回の「八重瀬町戸建てリフォームVol.1」より引き続き、
『八重瀬町戸建てリフォームVol.2』をご紹介します。
■爆裂補修工事
■大工作業
■勝手口取付工事
今回はリフォームの要!!
お家作りの初期段階:ベースを整える作業になります。
【爆裂補修工事】
解体工事の際に見つかった『爆裂』
言葉を聞くとなんだかとても凄そうな感じですよね!!
本当に凄いことが起こっていたのです・・・
■爆裂とは
ひび割れ部分から雨水が侵入し、コンクリート建造物の鉄筋に錆が生じ、
コンクリートが膨張して押し出された状態になります。
この現象を『鉄筋爆裂』と呼びます。
爆裂を起こした状態のまま放置すると、さらに広がる恐れがあります。
また、コンクリートが脆くなるため、落下する危険性もあります。
もし発見した場合は、そのままにせず補修をお勧めします!
今回見つかった「爆裂」は増築された箇所にありました。
ちょうど軒の部分です。
雨風に直に当たる場所なので、少しの隙間でも水の侵入が起こりやすいですね。
亀裂が入り、このままにしておくとさらに悪化します。
また、コンクリも落ちてしまっているので、補修しなければなりません。
まず、コンクリートが出ている部分は脆くなっているので、
コンクリートを落とし、鉄筋部分の状態をみます。
錆があれば落としておげます。
少しでも錆が残ってしまうと再度爆裂する恐れがあるので、綺麗に落とします。
錆止めを塗り、コーティングで仕上げました。
想定外のため、追加での補修工事となりましたが、
発見でき、補修しておくことができ、一安心です。
解体したことにより、こういった箇所を見つけ、補修することができました。
【大工作業】
前回のブログでもご紹介していました、大工さんによる工程☆
その続きからお伝えさせていだきます。
壁式構造のお家の為、壁を取り払い、全く異なる間取りにはできません。
(◆壁式構造:柱や壁を使わないで、壁で躯体にかかる力を支える構造のこと)
できる範囲で、新たな間取りに合わせ、間仕切りのための壁を作っていきます。
リフォームの際に、間取りが変わると、新しくスイッチ・コンセント・照明用の配線を
移動・延ばしたりと言った工程が必要となります。
その配線を通す壁が必要になる場合があります。
今回はコンクリートの壁のため、線が通せません。
元々あったコンクリートの壁に胴縁を付け、そこにボードを貼り、壁を作ります。
(◆胴縁:壁に羽目板やボードを取り付けるため、柱に渡した水平材)
胴縁を入れる事で、コンクリートの壁でも内側に配線を通すことができます。
しかし、胴縁を入れることにより、元の壁から4cmも厚みが出てしまいます。
これを両面に施すとなると、8cmもの厚みが出てしまうのです。
この点は施主様にもお伝えし、ご理解いただき、進めて行きます。
胴縁を入れ、ボードを貼れば間仕切りの壁ができました♪
事前に設置した浴室周りも壁を作り整えていきます。
大工さんによって、綺麗にベースが作られていきます♪
【勝手口取付工事】
元々アルミの腰窓があった箇所に勝手口を取り付けます。
窓ガラス、アルミサッシを外し、穴が開いてしまった箇所を閉じていきます。
鉄筋とブロックで壁を作り、モルタルで綺麗に左官し、仕上げます。
(◆モルタル:セメントと砂でできたペースト状のもの。目地材や躯体の調整などに用いられる)
またその横に勝手口を取り付けるための工事も始まりました。
まずはサッシ枠の取付からです。
元々無かった場所に何か新しく作るという作業、
リフォームをする場合に多いケースとなります。
「どのように?!」と気になりますよね!!
枠の場所を決め固定してから、隙間をモルタルで埋めていきます。
生クリームを押し出すような道具があり、それを使うとスムーズに埋まられていきます。
見た目も柔らかそうですね。
モルタルが固まれば、サッシ枠もしっかり固定されます。
枠周りに壁を作り綺麗に仕上げていきます。
扉を付けると、新たな勝手口が完成しました♪
今回のリフォームは一軒まるごとのため工程も多く、たくさんの職人さんが
作業にあたってくれています!!
施主様とご家族の想いがたくさん詰まった理想のお家♡
完成まではまだかかりますが、想いを形にすべく
毎日作業は続いてます。
次回は『施工編Vol.3』としてご紹介させていただきます☆
過去のブログはこちらよりご覧いただけます。
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